DAWの選び方について ~主要DAW5種類を紹介~

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

今日はDTMをやるためのソフト、DAWの紹介です。

DAWも様々な種類があって、ソフトによって特色があります。
何を選んだらよいのかわからない。DAW解説サイトを見ても弾き語りプレイヤーというより、ガッツリやる人向けで参考にならない。

そんな方に贈る、DAWの選び方特集です。

なお、DTMをやるにあたって必要な機材を知りたいという方は下記の記事を先に読みましょう。

DTMをスムーズに始めるための処方箋

2016.03.10



1. DAWを知る

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DAW はDigital Audio Workstationの略で、デジタルで音声の録音、編集、ミキシングなど一連の作業が出来るシステムの呼称ですが、それがソフトになっているのがDAWソフトというわけです。 プロ・アマ問わず現代の音楽制作における中心的な存在となっています。

-digiland(初心者向け DTM のすゝめ 002 DTM(DAW)ソフト選び)より-

最近は各種機材に機能制限されたDAWソフトが付属されています。
その影響で、ここ数年でDAWソフトの普及率は爆発的に上がったでしょう。

1-1. 付属のDAWソフトは使える?

付属でついてくるソフトは「Cubase」「SONAR」「Ableton Live 」などがエントリーモデルのオーディオインターフェースに付属するので代表的です。

付属でついてくるソフトにはどれも「LE」、「lite」、「AI」といった名前がついており、機能制限されています。
機能制限されているといっても、弾き語り+αの音数で構成された音源を作成するには十分な機能を持ち合わせています。

まず、最初は付属されたソフトでDTMを始めるのがよいでしょう。
仮に上のグレード品を買っても、最初は使いこなせないのでLE版を使うのと大して変わらないです。

それでは付属でDAWがついてくる製品の紹介です。

まずは、オーディオインターフェースのエントリーモデルとして定番機種である「Roland DUO-CAPTURE EX UA-22」
「Ableton Live Lite」が付属しています。

 

もう一つの定番機種、Steinberg UR22 mkⅡには「Cubase AI」が付属されています。

1-2. LE版はどのへんが制限されているのか

細かくは各社のバージョン別機能比較表を参照してもらったほうが確実です。
ここでは、どこの製品にも共通して言えるところをザックリ説明します。

  1. オーディオトラック数、最大入出力数が少ない
  2. インストゥルメント音源、オーディオエフェクトの数が少ない
  3. 編集で使う便利機能が一部使えない

といったところでしょうか。

① オーディオトラック数、最大入出力数が少ない

オーディオトラック数とは録音できるトラック数です。例えば歌、ギターをそれぞれ別に録るなら2トラック必要です。最大入出力数はオーディオトラック以外のMIDIトラックなども含めた最大トラック数です。

制限があるといっても十分なトラック数です。
例えば「CUBASE AI8」はオーディオトラック数は32トラックまでとなっています。

32トラックはDTMスキルが一通り、ある人じゃないと使わない数です。
弾き語りすとでDTM初心者は10トラックもあれば十分余ります。

② インストゥルメント音源、オーディオエフェクトの数が少ない

インストゥルメント音源とはドラムやベースなどの音源です。打ち込みで入力する際に使います。
オーディオエフェクトはEQ、コンプレッサー、リバーブといったものですね。

最低限は揃っていますが、いいものとなるとLE版には付属しません。
あと、ピッチ修正ソフト等もLE版には付属しません。

③ 編集で使う便利機能が一部使えない

細かい操作や便利機能が使えません。
といっても、これがないと困るというものLE版もさすがについています。

僕が主に使っているSONARでは打ち込み支援ソフトやリズム修正機能などが上位版しか使えなかったですね。

2. 主なDAWソフト紹介

それでは続いて主なDAWソフト紹介です。
ここでは、LE版から上位版に買い換えようと考える人向けに書いていきます。

2-1. CUBASE

DAWの中でユーザー数が一番多いソフトです。
機能も全てにおいて標準品といった印象があります。最近ではコードトラックという「自動コード生成機能」がついたようですね。

上位版はインストゥルメント音源やオーディオエフェクトも揃っています。
何より、強いのはシェア率No.1ということです。

本やネット上に最も詳細に情報が上がりますので、困った時に検索して出てこないということが少ないです。
そして、別売り音源などもCUBASEで動作確認されているソフトが多いため、機材トラブルも起こりにくいです。
※リンクは一番下位verのelementsです。

2-2. SONAR

WindowsユーザーにはCUBASEと並ぶDAWソフトです。
僕もメインで使っています。

CUBASEと機能的には差はないですが、SONARのいいところはインストゥルメント音源が一部サードパーティ製(他社製の別売り音源)の製品を取り入れているということです。

特にドラム音源ですが、やはりDAWソフトの付属音源はどこもしょぼいです。
SONARのProfessonal以上の上位版には割り切って自社製ではなくAddictive Drums 2というサードパーティ製のドラム音源を付属音源として採用しています。同じようにピッチ修正ソフトもサードパーティ製のMelodyneが付属します。

この2ソフトはそれぞれ、業界標準の高機能ソフトなので使い勝手も非常に良いです。
自社製品に拘らず、割り切ってサードパーティ製を付属してくれるところはよいですね。
※リンクは一番下位verのArtistです。

2-3. Studio One

2009年に生まれた製品で上記2社に比べると歴史が浅いです。
しかし、使いやすいと評判でシェアを拡大しているDAWです。

あなたも絶対欲しくなる。StudioOneの神機能6つ /こおろぎさんち

これを見ていると確かに欲しくなりますね…。
特に「フリーズした後もオーディオトラックと同等に扱える」、「曲のファイルをそのまま、マスタリングのプロジェクトに追加できる」は地味ですが、確かにすごく便利な機能です。
※リンクは中間verのArtistです。

2-4. LOGIC

APPLE製のDAWソフトです。つまりMAC専用。

MACの人だと人気が非常に高いです。機能的には可もなく不可もなくといった印象なんですが、価格が安いです。
これだけ機能揃ってて23800円って破格でしょ。

KOMPLETEみたいなサードパーティ製の音源集とLOGICって組合せが最もコスパ高いと思います。

2-5. Digital Perfomer

昔からの歴史あるDAWソフトです。MAC専用でしたが8からWindows版が出まして、僕も使っています。

MIDI編集機能などが強くて、痒いところに手が届くって感じ。
音源もたくさんはないけど、全部使いやすい。

特にMasterWorksというエフェクト郡はサードパーティ製と比べても遜色ない。
プロのユーザーも多いそうで、玄人好みのDAWです。

だがしかし…、玄人好みだからこそかユーザー数が少なくネット上に情報が全然出てこない。
しかも、ガイド本も7のverしかない。現行verは9なのに(笑)

これからDAW始める人にはおすすめはできないですね。間違いなく素晴らしいDAWなんですけどねぇ。

3. グレードの選び方

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オーソドックスなパターンで2~3パターンでグレード分けされている会社が多いです。

  • CUBASE Elements⇒Aritst⇒Pro
  • SONAR   Artist⇒Professional⇒Platinum

こんな感じですね。
右に行くほど、高機能ですが価格が高いです。

大体、高いグレードを買ってしまいがちです。
僕もSONARはPlatinumです。

ただ、正直なところそんな高機能使わないんですよね。
僕は弾き語りすとにしてはDTM知識はあるほうだと思いますけど、ArtistにKompleteを別で買えば十分足りるんじゃないかと思います(笑)
音源作っていても30トラックくらいまでしかいかないですしね。

ただ、SONARの場合でいうとProfessional以降からAddictive Drums 2とMelodyneがついてくるので、このためだけに買うのはありかな。

個人的にはガッツリDTMをやりこむって人じゃなければ、DAWソフトのグレード上のものを買うよりは、その予算を使ってKompleteなどサードパーティ製の音源集を買ったほうがよいと思います。その環境で十分なはずです。そのあたりは使ってみて判断するとよいでしょう。

4. まとめ

  • まずはオーディオインターフェースについてくるLE版のDAWを使うとよい
  • シェア率高めのDAWを買ったほうがネットから情報収集しやすい
  • グレードは最上位買うより中間を買って、サードパーティ製音源買ったほうがコスパは良い

DAWソフトを買うにあたってシェア率が高いソフトを選ぶのが無難です。
正直なところ、どこのソフトも大差ありません。特にアレンジャーと違って僕らはDTMスキルもそこまで高くはないので、ますます機能差を感じにくいです。

そうなってくると大事なのは情報です。
Digital Perfomerのようにソフトの完成度は素晴らしくても情報が全然ないと、これからDTMを始める人が使いこなすのは相当厳しいです。

そういったところを考えてもネット上で情報を探しやすい「CUBASE」「SONAR」「Studio One」あたりを選ぶとよいでしょう。

また、DAWのグレードにお金を使うより、その数万円でサードパーティ製の音源集を1つ買ったほうが有意義です。このあたりは予算と相談して決めましょう。
※下記リンクは代表的なサードパーティ製の音源集「komplete」

 

以上です!合わせて弾き語りすとにおけるDTMの考え方も合わせて読むと、より明確に必要なソフトがわかるでしょう。

弾き語りすとにおけるDTMの必要性

2016.03.12

DTMを活用して、より広い音楽活動にチャレンジしてみましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。